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建設業分析 第26回 4問 - 竹内紀晃
2025/01/14 (Tue) 16:25:35
問題文には、固定費と変動費の区分は建設業における慣行的な固変区分に基づくと記載があります。
問2で 工事原価のうち固定費の年額を計算しなさいとありますので、販管費+支払利息1,648,000+612,500と計算しがちですが、問1で1時間当たりの変動費を計算しているので、工事原価(低操業度)の場合は、工事原価875,000-(1,300×変動費@580)が固定費121,000とのようです。 なぜ建設業の慣行と記載しておきながら、固定費を販管費+利息としないのか? 根本的な事で理解できません。 販管費+利息は総費用であって工事原価のうちの固定費ではないからでしょうか? ご教授お願い致します。
Re: 建設業分析 第26回 4問 - cmc横山
2025/01/17 (Fri) 19:05:04
竹内様お問合せ有難うございます。
おっしゃるとおり「販管費+利息は総費用であって工事原価のうちの固定費ではない」からになります。
一応説明しておきます。
設問は「工事原価のうちの固定費」であり販売管理費や営業外損益は含みません。
従って原価発生額の資料から高低点法で計算した月額固定費121,000×12=1,452,000円となります。
Re: 建設業分析 第26回 4問 - いち受験生
2025/01/20 (Mon) 22:01:46
横山先生のあとで甚だ恐縮でございますが……。
第26回建設業経理士検定試験1級財務分析試験問題〔第4問〕の「固定費・変動費の区分は建設業における慣行的な固変区分に基づく。」には「なお、資料4についての」という前置きが付いています。この資料4とは「4. 当期の営業外損益(支払利息のみ)¥612,500」のことです。
すなわち「営業外費用について、固定費・変動費の区分は建設業における慣行的な固変区分に基づく」という意味で、この問題に関して営業外費用以外の費用、すなわち工事原価と販売費及び一般管理費は建設業における慣行的な固変区分の対象外なのです。問題文や資料の書き方が少々不親切もしくは意地悪なように感じられます。
もしも竹内紀晃さんがお考えの通りだとしたら、資料3で示される販売費及び一般管理費にわざわざ「(すべて固定費)」と断り書きをする必然性がありませんよね。結果として建設業における慣行的な固変区分と同じ形ですが、これはたまたまそうなったものと理解したほうがよさそうです。
過去問を見ると、工事原価と販売費及び一般管理費と営業外費用で「建設業における慣行的な固変区分」について別々の扱いをする出題がされたのは今のところ第26回くらいと思われます。
Re: 建設業分析 第26回 4問 - 竹内紀晃
2025/02/12 (Wed) 12:57:59
横山先生及びいち受験生様ご返答ありがとうございます。
本日、家にもどりましたら再度問題文とご回答を照らし合わせ、理解しようとおもいます。