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簿記2級模試について - taku
2019/11/18 (Mon) 10:47:45
いつもお世話になります。
2級模擬試験仕訳問題の8についてですが、
問題:当期首に、建物(取得原価¥8,000,000、減価償却累計額5,200,000、間接法で記帳)が火災により全焼した。この倉庫には総額¥2,000,000の火災保険を掛けていたので、保険会社に保険金の請求をした。
借方 建物減価償却累計額5,200,000
火災未決算2,800,000
貸方 建物8,000,000
では間違いでしょうか?そのような仕訳をしている問題集があったので、どちらが正しいのか?それとも模範解答にあったような解答が正しいのかかがわかりません。
Re: 簿記2級模試について - 本受講生のたなべ
2019/11/18 (Mon) 12:19:52
お疲れ様です。
(1)結論
保険金額(2,000,000円)よりも未決算の金額(2,800,000円)のほうが大きいので、差額分の800,000円を火災損失で処理します。
(2)ポイント
「この倉庫には総額¥2,000,000の火災保険を掛けていた」ですね。
(3)解説
未決算の金額と保険契約締結時の保険金額との差額を考えてみてください。お書きになられているように火災未決算が2,800,000円なのに対して、契約どおり保険金が満額支払われたとしても手元に戻ってくるお金は2,000,000円です。つまり、固定資産が焼失した時点で800,000円の損失が確定するので、保険金の金額確定を待たずに火災損失800,000円を計上します。
(4)参考
例えば、「この倉庫には総額¥3,000,000の火災保険を掛けていた」とかでしたら、お書きになられている解答になります。
では失礼いたします。
Re: 簿記2級模試について - 本受講生のたなべ
2019/11/18 (Mon) 12:26:24
お疲れ様です。
補足させてくださいませ。
第108回第1問3の日商簿記検定2級の本試験問題の仕訳問題を参考に回答いたしました。
では失礼いたします。
Re: 簿記2級模試について - taku
2019/11/18 (Mon) 14:20:01
本受講生のたなべ様
早速のご回答ありがとうございます。
(2)ポイント
「この倉庫には総額¥2,000,000の火災保険を掛けていた」ですね。
とありますが、保険金が掛金よりも多く支払われることもあるのではないでしょうか?満額は2,000,000なのでしょうか?
それとも、掛金よりも多く保険金が支払われることは、あり得ないことなのでしょうか?
もし、2,000,000よりも多く保険金が支払われる可能性があるとしたら、火災未決算の時点で、火災損失を計上するのは早いかと思ったのですが。
重ね重ねにはなりますが、そういう問題集があって、解答を見ると、そのようになっていたので質問させていただきました。解説が載ってない問題集でしたので。
Re: 簿記2級模試について - taku
2019/11/25 (Mon) 16:29:56
土曜日の質問会にて横山先生に回答をいただきました。
たなべ様が回答してくださったように、簿記の問題上は掛金¥2,000,000ならば、支払われる保険金は満額で¥2,000,000なのですね。
ありがとうございました。
質問会にて先生もおっしゃってたように、実務と試験は切り離して考えるようにします。