簿記&弥生の掲示板(件名必須)
・件名が未記入の投稿はできませんので、必ずタイトルを入力して下さい。 ・メールアドレスは必須項目ではありません。 ・受講生同士のやりとり歓迎します。もちろん当社スタッフも対応させて頂きます(受講生同士のやりとりで完結している場合は当社スタッフの対応がないこともあります。) ・スパム防止のため、承認制にしています。ご了承ください。 ・お電話やメール等にて別途対応済のご質問に関しては、掲示板での返信をしない場合がございます。 |
日商簿記2級 142回 第4問 - まるお
2019/03/25 (Mon) 07:54:01
初めまして、いつも楽しく拝見しております。
ところで、
142回の第4問、問3ですが、操業度差異の算出の計算ですが、
固定費率1,500円/時間×(900時間-1,000時間)=-150,000
と、あるのですが、
固定費能率差異を操業度差異に含めることは理解できるのですがそこからどうして、標準操業度と基準操業度との差で計算して実際操業度との差異にならないのかが理解できておりません。
ご教授のほどよろしくお願いします。
Re: 日商簿記2級 142回 第4問 - CMC横山
2019/04/21 (Sun) 07:28:58
まるお様、遅くなり申し訳ありません。現在自宅からの作業で過去問題がありません。
あらためて明日までに回答させて頂きます。
今しばらくお待ちください。
Re: 日商簿記2級 142回 第4問 - 元受講生のたなべ
2019/04/22 (Mon) 18:56:49
お疲れ様です。
まず確認ですが能率差異については、変動費のみで計算する指示が問4に書かれてありますので、本問では、三分法により分析します。そのため、固定能率差異は操業度差異に含めることになります。
よってお書きになられているように
操業度差異:固定費率@1,500 円×(標準直接作業時間 900 時間-基準直接作業時間 1,000 時間) =△150,000 円(借方差異)といっぺんに求めています。
一方、いわゆる四分法でいうところの固定能率差異+操業度差異の合計としても求められます。
すなわち、
固定費能率差異: 固定費率@1,500 円×(標準直接作業時間 900 時間-実際直接作業時間 920 時間) =△30,000 円(借方差異)
と
操業度差異: 固定費率@1,500 円×(実際直接作業時間 920 時間-基準直接作業時間1,000 時間) =△120,000 円(借方差異)
を足した△150,000円(借方差異)
と求めることができます。
シュラッター=シュラッター図に実際に
@1,500 円×(900 時間-1,000 時間) =△150,000の部分と
@1,500 円×(900 時間-920 時間) =△30,000 の部分と@1,500 円×( 920 時間-1,000 時間) =△120,000 円の部分を書いていただくと一致するので視覚的にもご理解いただけるかとおもいます。
では失礼いたします。
Re: 日商簿記2級 142回 第4問 - まるお
2019/04/23 (Tue) 18:08:32
元受験生のたなべ 様
ご解答ありがとうございます。
製造間接費の差異分析方法について
①四分法:予算、変動費能率、固定費能率、操業度
②三分法(1):予算、能率(変動、固定)、操業度
③三分法(2):予算、能率(変動)、操業度(固定費能率含む)
の3種類があることが理解できました。
ここまでの論点の理解までは出来ていなかったので、非常に勉強になりました。
ありがとうございます。
Re: 日商簿記2級 142回 第4問 - 元受講生のたなべ
2019/04/23 (Tue) 20:23:47
お疲れ様です。
補足ですが、公式法変動予算による差異分析は、4種類に分類されます。4は掲載されていないテキストもあったと記憶しておりますが、管理可能か否かの観点からの差異分析になっております。
1四分法:予算差異、変動費能率差異、固定費能率差異、操業度差異
2三分法①:予算差異、能率差異[四分法の変動費能率差異と固定費能率差異]、操業度差異
3三分法②:予算差異、能率差異[四分法の変動費能率差異]、操業度差異[四分法の固定費能率差異と操業度差異]
4二分法:管理可能差異[四分法の予算差異と変動費能率差異]と操業度差異≑管理不能差異[四分法の固定費能率差異と操業度差異]
になります。
では失礼いたします。
Re: Re: 日商簿記2級 142回 第4問 - まるお
2019/05/05 (Sun) 10:32:39
元受講生のたなべ 様
詳しい追加解説ありがとうございます。
6月の152回合格に向けて頑張ります。
以上、失礼致します。