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全経簿記上級 187回 189回 関係会社株式評価損の処理方法について - モイン
2018/07/06 (Fri) 20:00:56
お世話になります。
標記の件についてお伺いいたします。
両回とも問題2で上記の処理が問われておりますが、処理方法が微妙に異なるようでその解法ポイントがなかなか理解できませんのでお伺いします。
解説より
【187回】
[3500+(2000x100%-30%〈税率〉)]x30%〈保有割合〉=1470
1470-3500〈帳簿価額〉=△2030
関係会社株式評価損 2030 / 関係会社株式 2030
【189回】
(5000+1500)x35%〈保有割合〉=2275
2275-5000=△2725〈評価損)
2725x30%〈実効税率〉≒818
関係会社株式評価損 2725 / 関係会社株式 2725
繰延税金資産 818 / 法人税等調整額 818
前者(187回)は先に含み益(2000)に対してのみ税効果(30%)を適用してから、保有割合をかけて実質価額を算定し、最後に評価損を出しているようです。
後者(189回)は帳簿価額と含み益に対して保有割合を先に掛けて評価損を出して、それから税効果を適用しているようです。
両回とも評価損を問われており同じように思いますが、どこに解き方のポイントがあるのかイマイチ理解ができません。ご教示いただければ幸いです。
Re: 全経簿記上級 187回 189回 関係会社株式評価損の処理方法について - 東北
2018/07/06 (Fri) 23:41:38
横から失礼します。
自分も今度の上級受験者です。当日はお互いがんばりましょう。
ちょっと自分の解釈を書いてみようと思います。
もし違っていたら、前日土曜日のニコ生で正しい解説をお願いします。>CMC様
その場合は自分の「直前修正」になりますし(笑)
税効果の本来的な処理は189回の方が正しいと思います。
注意すべきは、187回は解答に「損益勘定『だけ』」求められていて、閉鎖残高勘定は求められていない点。
つまり「繰延税金資産」を計上しても解答に示すことができません。
一応、仕訳で対となる「法人税等調整額」を計上することも別解になり得るかな? とは思いますが
それぞれの問題文の文脈
187回「含み益があるので、税効果を含めて考慮」
189回「含み益がある。評価損を計上するが(中略)税効果を適用」
この微妙な違いから、187回については「含み益から直接税金部分を控除することで、関係会社株式評価損に税効果を反映させる」方法が出題者の求めている点と解釈はできるので、模範解答はその意図に沿って示されていると思います。
Re: 全経簿記上級 187回 189回 関係会社株式評価損の処理方法について - モイン
2018/07/07 (Sat) 10:35:21
早速、解説いただきありがとうございました。
出題の意図の違いを読み取れませんでしたが、
解説していただき納得できました。
正確に読み取り解答手続きを行えるよう当日は
頑張ります。ありがとうございました。